バドミントンの歴史

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@バドミントンの歴史

バドミントン誕生のもとになった羽根つき遊びは、古くから世界中で楽しまれていました。古い記録としては、1390年にイギリスで描かれた絵が残っています。

近世になって、こうした遊びはバトルドアー・アンド・シャトルコックと呼ばれるようになりました。(バトルドアーとはラケットのことです)
バドミントンの由来となったボーフォート公爵(サマーセット家に与えられた爵位)の居城バドミントンハウスにおいてもバトルドアー・アンド・シャトルコックがさかんに行われていました。

「1860年、サマーセット家の誰が、誰と2,117回も連続して打ち続けた」と記録されたバトルドアーが、今もバドミントンハウスに残っています。

しかし、これが直接バドミントンの誕生に繋がったのではありません。1860年頃になってある玩具業者がラケットとシャトル、それにネットを加えてワンセットにし、バドミントンハウスの名を借りて、「バドミントン・バトルドアー」と名づけて売り出しました。

この遊びの名前が省略されて「バドミントン」と呼ばれるようになったのです。これがイギリスの植民地などにさまざまなルールで普及してきました。

1893年競技規則が統一され演技として急速に発展し、この年イングランドバドミントン協会が設立されたました。続いてアイルランド・スコットランドにも協会が出来、1899年ロンドンで第1回全英選手権が開催されています。

1934年(昭和9年)にイングランドを始め、カナダ、デンマーク、フランス、アイルランド、ネザーランド(オランダ)、ニュージーランド、スコットランド、ウェールズの9つの加盟団体で国際バドミントン連盟(InternationalBadmintonFederation略IBF)を設立し1939年(昭和14年)にほぼ現在の通りの規則を制定しました。

1948年(昭和23年)からトマスカップ争奪世界男子選手権大会が、1956年(昭和31年)からユーバーカップ争奪世界女子選手権大会が、ともに3年ごとに開催されていましたが、1984年からは両大会が2年毎に同時開催されています。
2006年には東京、仙台で両大会が開催されました。

1988年(昭和63年)のソウル大会に公開演技としてオリンピック初参加し、1992年(平成4年)のバルセロナ大会から正式競技として認められました。

我が国へ伝わったのは、大正から昭和初期といわれ、1946年(昭和21年)に日本バドミントン協会が設立され全国に普及し、現在では全ての都道府県に協会が置かれ、登録会員数も20万人を超えています。
        
Aバドミントンの魅力

バドミントンは、様々なスピードで飛んで来るシャトルをラケ
ットでお互いが打ち合い得点を競いあう、スピード感に満ちた
激しく熟練を要するスポーツです。

そしてそのスピードは最大で時速300キロを超えるといいま
す。数多くのスポーツの中でも、時速300キロというのは、
F1とバドミントンぐらいだと思います。

バドミントンでは、「シャトル」と呼ばれる、コルク台を薄い皮
で覆ったものに天然の水鳥の羽を付けてできたものを使い
ます。

シャトルはその形からカーブやシュートのような変化球はな
いものの、野球のボールなどと比べ非常に減速が激しいの
です。時速300キロというのも、実際には「初速」であって、
シャトルがネットを越えて手元に来る頃には50キロ程度ま
で減速してしまいます。

バドミントンはテニスのようなシャトルに回転をつけ変化させ
ることはできないので、バドミントンはコースとスピードの緩
急で試合をするスポーツと言えます。

また、スピードは力の入れ具合でも変化させることができる
ので、 簡単に戦略性の高いゲームが楽しめるというのもバ
ドミントンの魅力の一つなのではないでしょうか。

もちろん、上達すればするほど、スピードの変化以外の部
分でも戦略が立てられるようになり、さらに高度なかけひき
を楽しめます。

それ位のレベルになる頃には、あなたはバドミントンのとり
こになっているでしょう。
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